FC2ブログ



中学受験のノウ・ハウ本

受験(特に中学入試国語)のノウ・ハウ本はこれまで山ほど読んできた。まったく役に立たないものは結構捨てててきたのだが、それでも教室の書棚からあふれんばかりになっている。

IMG_0134.jpg
全部POST-ITをつけながら真剣に読んだのだが、「本当に役に立ちました。ありがとうございます」と著者にお礼したいのは、以下の2冊(しかない)。

IMG_0133.jpg

どちらも中山治氏の中学受験全般についての本であるが、現在、本屋で見かけないのはなぜだろう?
千駄木、南青山の両教室に「貸し出し用」があるので、興味がある御父母の方々はどうぞお読みください

なお国語のノウ・ハウ本で「これはすごい」と思ったことは一度もない。受講生の皆さん安心してください。
(β方式は、「法的な処理」がその発想のベースになっているので、普通の国語の本が参考になる可能性が低いのは当然ではあるが。)


逆に「困った本をお書きになったもんですね」と著者に申し上げたいのは、「秘伝中学入試国語読解法」である。
中学受験生たちが、この本を真に受けてしまった御父母に教えられた場合、「被害」を受けかねない内容になっている。(当教室にお越しになる前に、熱心さのあまり子供を「被害者」にしてしまった例多数あり)


著者のお子さんがきわめて優秀ゆえ、一般的な中学受験生の発達状況を読み違っているのだ。
その点を除けば、いいことが一杯書いてある本なんですけどね~~~~。

(たとえば、「論説文を二元論的に読む方法」はうまく教えれば、H15までの筑駒、ほとんどの年の渋幕、豊島岡などの入試問題で「答えの見当」をつけるにあたって相当の威力を発揮する。もちろんこの本に、どこの学校の問題で有益などということは書いていないが。)


この本を「そのまま」お子さんに教えようとしても無理ですよ。
(「記述のキソ」も同じような危険があります。)
重すぎるソフトを載せたパソコンのようになってしまいます。


 

スポンサーサイト



 

トラックバック

トラックバックURL: http://zenpo.blog12.fc2.com/tb.php/17-ddc17f00