【宿題】 ・センター試験2011年過去問題 ・名古屋大学2010年度過去問題 →以上FAX解答 |
【所感】 今回大きな問題となっていたのは、古典からしばらく離れていために感覚が鈍ってしまい、暗記事項もかなり抜けてしまっていたということです。最低限のところをキープするために、こつこつ重ねる復習を怠らないようにしなければなりません(詳しくは次ページ)。 センター形式問題の方は、以前に比べると選択肢の絞り方がうまくなってきていはいますが、まだ完璧とはいえません。前回指導報告書でも述べたように、古文であれば助詞・助動詞と敬語、漢文であれば重要句法・語法に注目して選択肢を絞るようにしてください。また、それ以外にも選択肢のどこが違うのかを整理することで、何をポイントに考えればよいのかが明確になります。 名古屋大過去問の方は、記述式問題で情報が不足していることによる減点がいくつもありました。これについては、「~が」「~に」「~を」が抜けていないかを確認するだけでもかなり不足を補えるでしょう。また、書き下し文を作る際には歴史的仮名遣いに注意が必要です。「単語の途中でア行はこない」というのを意識するようにしてください。 |
暗記事項の復習
☆覚えていないものだけ復習すること!
古典文法
→ 暗記カードを使って思い出す練習。1週間で1周を目安に。
※目安:助動詞3日、助詞2日、紛らわしい語の識別1日、敬語1日
漢文重要句法
→ プリントを使って思い出す練習。10日で1周を目安に。
古文単語・漢文重要漢字
→ 重要度の高いものを優先して復習。予定を立てて行う。
※自分で予定が立てられなければご相談ください。
感覚を鈍らせない
→ 以前に解いたセンター形式問題の本文を最低3日に一度、できれば2日に一度は読む。
※同じ本文を繰り返し使っていただいて構いません。