2001年入試でD中に進学したK君から北里大学医学部医学科に合格したとのFAXが11月27日に届いた。
彼は早生まれ(2月が誕生日だったはず)ゆえ中学受験当時はとても幼い印象だった。
合不合テスト(悪口を言えば「単なるスピード競争」でしかない。)などは受けてもまったく参考にならなかったことを覚えている。(特に国語)
それでも、「個別で国語を教える中学受験塾」を経営するわたしとしては、
作文や読書に逃げて、お茶をにごすわけにはいかない。
持てる技術をフルに駆使し過去問を使って「注意点」「発想法」を徹底的に指導。
その結果「芝中なら、なんとか合格できそうだ」というところまではたどり着くことができた。
(合格者平均とほぼ同じ点の国語の過去問の記録が残っている。)
しかし賢明な彼の御父母は、入学後のことも考え、
「ここで一段、階段をのぼることが彼の将来にとってプラスだ。」と冷静な判断を下し、無理をせず、余裕を持って合格できそうなD中を2月1日の受験校に選んだのだった。
私の子供も2人とも早生まれなので、今回の彼の合格は、私個人の子育てにとっても示唆に富む出来事であった。
・・・と言いながら、自分の子供と冷静に向き合うことはなかなかできないのではあるが・・・。
谷中にあるアパートの門扉。良く見ると人の顔のようにも見えますが・・・。
私の教室には、遠方からの生徒さんが多い。教室まで片道1時間なんて生徒さんはまったく珍しくない。
その期待に応えるため、常に努力せねばと身が引き締まる思いである。
その生徒さんのなかでも遠さNO.3は、千葉県佐倉の生徒さん(大木先生とわたしの担当、中2=毎週)
遠さNO.2は、群馬の生徒さん(M先生担当、中3=月に1度)だが、
ダントツのNO.1は山形の生徒さん(中2)である。
2,3ヶ月に1度、わたしと深見先生の授業を受けにみえるのである。
これらの生徒さんは全員、丸2年以上通ってくださっている。
遠方からわざわざ、それも長期間お越しいただけるのは涙が出るほどありがたいことだ。
もしできることなら授業料を「ただ」にしたいぐらいである。
(しかし実際は全額いただいています。すみません。)
さて先日、遠方ゆえの事件が発生した。
「先程、新白河駅で、救急患者の降車のため10分程停車しました。東京駅に10時前後到着の予定です。千駄木教室着は10時30分ごろになると思います。」(=携帯からのメールの引用)ということで遅刻である。
遠方の生徒さんの場合、極力余裕を持たせたスケジュールを組むので、少々の遅刻なら十分対応できる。今回もまったく問題なく授業ができた。
しかし冬の山形新幹線には降雪による遅延が頻発する。また、入試が近づくと、わたしをはじめとする先生方のスケジュールはきわめてタイトになり、柔軟な対応は困難になる。
というわけで、遠方の生徒さんの授業のある日(や前日)は、天気予報や、JRの運行情報に気を配り、不測の事態への対応を想定しながら仕事をすることになるのだ。
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