{はじめに3}ぜんぽう君、ありがとう

IMG_0189.jpg  巨大アンモナイトの化石です。 

これが展示されている「いわき市アンモナイトセンターhttp://ammonite-center.jp/index.html」は 、教室内では人気スポットです。



「田山先生から『ぜんぽう君、ありがとう』という伝言です。」
と、近所の鮨屋Nで、W弁護士から突然言われた。

(W弁護士⇒早稲田大学法学部、および緑法会=早稲田でトップの司法試験受験サークル、の後輩。私はこの緑法会の幹事長でした。)

田山先生は早稲田大学副総長早稲田大学法学部長という「大先生」である。
そんな偉い先生が私(なんか)に伝言とは???とくわしい話を聞いてみると・・・。


当時、新進気鋭の学者で多忙だった先生はゼミの遅刻が多かった。
その先生に対し、田山ゼミのゼミ生だった私は、
「学生は先生の授業を楽しみにして、しっかり予習もしています。先生もお忙しいのはわかりますが、私たち学生の気持ちを汲んで遅刻をしないようお願いします。」などと、大胆なことを申し上げたらしい。(私はまったく覚えていない。先生申し訳ありません。)


それを覚えていてくださった先生が、W弁護士に、「ぜんぽう君のおかげで、反省できたと伝えてくれ」と伝言を託した、ということだそうだ。


副総長、学部長になるような人は、耳に痛いことでも素直に聞き入れるだけの度量を持っているんだなあ・・・と、いたく感心し、そんな先生を少しでも見習わねばと、決心するぜんぽうであった。

(それがなかなかできないんですよ~~!!
深見先生=算数科主任=私より10歳位年長に「その短気を直せ!!!!」と、いつもしかられています。)

 
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新年ではあるが・・・。

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愛読者の皆さん(居るのか??)、新年おめでとうございます。


といっても、受験生にとっては入試まであと30日。今日元旦もそのうちの貴重な1日である。
今日勉強しないなんていうのは愚の骨頂である。


というわけで、きょう1月1日は社会科特訓。
その内容は世界地理、新幹線をネタにした、社会の総復習である。
(わたし以外の10数人の先生方は、さすがに休みを取っている。)


10時開始。終了は17時ごろの予定。(去年の実績)

☆☆緊急事務連絡☆☆


IMG_0234.jpgこれ千駄木教室の分。南青山、白金高輪にも準備してあります。


受験生の皆さんには新年の授業で、湯島天神で合格を祈願し購入した「ペンセット」を差し上げます。


お参りに行ったときに同じものを買わないようご注意ください。

 

うれしい知らせ

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Kくんから届いたFAX。おめでとう!!!!!!


2001年入試でD中に進学したK君から北里大学医学部医学科に合格したとのFAXが11月27日に届いた。


彼は早生まれ(2月が誕生日だったはず)ゆえ中学受験当時はとても幼い印象だった。

合不合テスト(悪口を言えば「単なるスピード競争」でしかない。)などは受けてもまったく参考にならなかったことを覚えている。(特に国語)


それでも、「個別で国語を教える中学受験塾」を経営するわたしとしては、

作文や読書に逃げて、お茶をにごすわけにはいかない。

持てる技術をフルに駆使し過去問を使って「注意点」「発想法」を徹底的に指導。
その結果「芝中なら、なんとか合格できそうだ」というところまではたどり着くことができた。

合格者平均とほぼ同じ点の国語の過去問の記録が残っている。) 


しかし賢明な彼の御父母は、入学後のことも考え、
「ここで一段、階段をのぼることが彼の将来にとってプラスだ。」と冷静な判断を下し、無理をせず、余裕を持って合格できそうなD中を2月1日の受験校に選んだのだった。


私の子供も2人とも早生まれなので、今回の彼の合格は、私個人の子育てにとっても示唆に富む出来事であった。

・・・と言いながら、自分の子供と冷静に向き合うことはなかなかできないのではあるが・・・。

 
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山形からの生徒さん

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谷中にあるアパートの門扉。良く見ると人の顔のようにも見えますが・・・。


私の教室には、遠方からの生徒さん多い。教室まで片道1時間なんて生徒さんはまったく珍しくない。
その期待に応えるため、常に努力せねばと身が引き締まる思いである。


その生徒さんのなかでも遠さNO.3は、千葉県佐倉の生徒さん(大木先生とわたしの担当、中2=毎週)
遠さNO.2は、群馬の生徒さん(M先生担当、中3=月に1度)だが、
ダントツのNO.1は山形の生徒さん(中2)である。
2,3ヶ月に1度、わたしと深見先生の授業を受けにみえるのである。


これらの生徒さんは全員、2年以上通ってくださっている。
遠方からわざわざ、それも長期間お越しいただけるのは涙が出るほどありがたいことだ。
もしできることなら授業料を「ただ」にしたいぐらいである。
(しかし実際は全額いただいています。すみません。)


さて先日、遠方ゆえの事件が発生した。
「先程、新白河駅で、救急患者の降車のため10分程停車しました。東京駅に10時前後到着の予定です。千駄木教室着は10時30分ごろになると思います。」(=携帯からのメールの引用)ということで遅刻である。


遠方の生徒さんの場合、極力余裕を持たせたスケジュールを組むので、少々の遅刻なら十分対応できる。今回もまったく問題なく授業ができた。

しかし冬の山形新幹線には降雪による遅延が頻発する。また、入試が近づくと、わたしをはじめとする先生方のスケジュールはきわめてタイトになり、柔軟な対応は困難になる。


というわけで、遠方の生徒さんの授業のある日(や前日)は、天気予報や、JRの運行情報に気を配り、不測の事態への対応を想定しながら仕事をすることになるのだ。


 

 

合不合テスト


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吉兆(京都グランヴィア店)」の(一番安い)おべんとう。それでも
とてもおいしく、なおかつ見た目にも
美しいので載せてみました。


合不合テストの2回目が近づいてきた。
このテストは弱点発見の手段として考えれば有益である。また「場慣れ」のためにも役に立つといえよう。

しかし、(少なくとも1対1の個別指導をしている私の教室では)合否判定結果は、さほど参考にならない。

ましてやこんなものの成績で受験校を決めるなど、
子供の可能性を閉ざす不当な行為である。
(と言いたいぐらいである、といつもどおりトーンダウン。
Nのセンター模試も同様です、残念ながら。)

面談時には、そのことを実証する実際の成績表を多数(山ほど)お見せしています。


実際の入試問題と比較すれば,
トップ校を目指す子にはやさしすぎ、中堅校狙いの子には難しすぎる
また、量が多すぎるのは誰にとっても同じことである。
つまり、このテストの問題は
「どこの学校の過去問とも大幅に違う問題」である、ということである。


というわけで、β(ベータ)の受講生たちは
①志望校の過去問精密に解くこと、そして
その過程で論理的頭を動かすこと、さらには、
弱点を発見して修正すること、これらに集中して入試までの日々をすごすのである。


追)なお、学校別模試の答案は本番に向けての方針を決めるに当たり、きわめて重要な資料になります。答案のなかみを分析するのがポイントです。

もし少々悪い成績でも、「あと何点で(どの問題を取れれば)合格圏に入るか」、「そのために何をすべきか」と考えていくことで、合格への道が見えてきます。


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これらの本=「中学入試国語記述のコツのコツ」、「中学受験の国語論」も、真剣に読んではいます・・・・が・・・・。

 

萩の町(余裕スペシャル)




IMG_0204.jpgIMG_0207.jpg
薩長連合が結ばれた地に立つ記念碑と、その元となった字。
安倍新総理の祖父であり60年安保のときの総理大臣岸信介の揮毫(きごう)です。
(復古主義的な人物なのに、「薩」の字が新字体なのは、なぜ??????)


萩はいい町でした。
松陰先生(萩の人々はこう呼んでいます)の松下村塾や、伊藤博文、山縣有朋などの旧宅が散在し、IMG_0205.jpg松下村塾です


IMG_0214.jpg    町を流れる川には鯉が泳いでいます。
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ぜんぽうが危うく購入するところだったオブジェ的な萩焼。人間国宝11代三輪休雪(現壽雪)の息子である三輪和彦さんの作品です。



また萩焼の素晴らしい作品も数多く見ることができました。
このようなゆったりした時間をすごすことで、中学入試に向けて集中しすぎていた心に、
少し余裕が生まれた気がします。

 
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社会科見学


IMG_0184.jpg食べて覚える社会(笑)」の教材


安倍政権成立が必至の情勢である。
というわけで、そのルーツを探るべく、ぜんぽうは、来る18日から萩、下関に社会科見学に行ってまいります。(時期遅れの夏休みという説あり。)
吉田松陰記念館、松下村塾跡、伊藤博文旧居跡などを見学してきます。「入試に出たらラッキー!」などの下心も少しあります。


また、解こう解こうと思っていて解いていなかった「過去問」も10本ぐらい持っていって旅先の新鮮な気持ちで解いてくるつもりです。(新たな視点、観点が思いつくかも・・・)


この間、私の授業と入会手続きはお休みとなりますので、あらかじめお知らせします。(他の先生方の授業は、通常通りです。)


その後京都にも寄ります。そこでは「団子坂三忠(だんござかさんちゅう)」のご主人の佐藤さんと待ち合わせして、「古都の味覚」を探求してきます。

佐藤さんは最近TBSの「はなまるマーケット」や、
テレビ東京の「アド街ック天国」で紹介されたり、雑誌DANCYU(だんちゅう)に4ページで特集されたりしている「千駄木の有名人(????)」です。
また、受講生のみなさんや先生方が、お世話になっているおにぎり屋「米ど(まいど)」の経営者でもあります。

異業種であっても、レベルの高い人たちからは学ぶことがたくさんあります。(詳しくは次の機会に)


23日からは、ぜんぽうも通常授業です。受講生のみんなは「おみやげ」を楽しみにしていてください。


 

 

中学受験=豊島岡情報

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木綿の原料の綿の実。蚕の繭と一緒に、千駄木教室にかざってあります。


今年の豊島岡の1年生には、桜蔭に合格しながら豊島岡を選び入学した生徒さんが人もいるそうだ。
その理由は、授業料の安さを除くと、「面倒見のよさ」にあるのでは・・・というのが、この情報をくださったFさん(ことし豊島岡に入学)のお母様の意見である。


そういえば、学生時代、私の周りにいた多くの桜蔭出身者が
「学校(桜蔭)→マック→御茶ノ水の駿台」の毎日だったと口をそろえて言っていたことを思い出した。
(当時の桜蔭からの東大合格者は、なんと10人程度。その結果、早稲田の法学部に、優秀な人が桜蔭から一杯来てました。)


こんな、トップ校に行っているのに頼りは塾、予備校なんていう状況(今は鉄緑会だったり、SEGだったりするんだろうが・・・)が今も続いているのだろうか・・・・?

 
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麻布での最高の毎日


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先輩後輩の熱い握手(毛の生えた「キモい腕」はぜんぽうです。)


7月29日、麻布で「最高の毎日」を送っています、と語るS君が千駄木教室に来訪。(WITHお母様、妹さん)
まず、麻布(及び筑駒)を目指す6年生2人(大手塾は2人ともS。1人は東京校α1、もう1人は北越谷校=できたばかりでどんな組み分けなのだろう???のトップ・・・だと思うが・・・。)を励まし、熱い握手をかわしてくれた。


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1998年入試で慶應中等部に合格。慶応高校を1番で卒業、現慶応大学医学部3年のT君が、ぜんぽうと中高6年間で作った英語のノート。
弱点の「ノート化」が習慣になっていました。(左が高校時代、右が中学時代のもの)


そのあと、本日の主たる目的である、勉強法のアドバイスに移る。

ぜんぽうが、S君に英語の勉強の方法についてT君の例を挙げながら説明。
①文法事項を学校の授業を先取りして勉強すること
②弱点、注意点を「ノート化」すること
③ノートは、国語のノート同様、常に見直すこと

を特に指導。言われなくてもS君はメモを取っている。さすがβ(ベータ)卒である。



つづく、かも。

 

手が痛いよ~~!

なぜか左手が痛い。ここ数日「シップ」をしていたのだが、効いている様子が無く、眠れないほどになってしまった。

それゆえ、6月1日木曜の「白金探検」その2は中止。千駄木整形外科に、診察してもらいに行ってきた。
骨には異常なし。血液検査をし、痛み止めをもらい詳細は後日となった。
「ストレス性の痛み」なんて結論になったりして。だったら、教室をやってる以上治らないってことか!?


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初公開南青山教室1011内部。空気が澄んだ日には、左(西側)の窓から富士山が見えます。


 

 

中学受験のノウ・ハウ本

受験(特に中学入試国語)のノウ・ハウ本はこれまで山ほど読んできた。まったく役に立たないものは結構捨てててきたのだが、それでも教室の書棚からあふれんばかりになっている。

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全部POST-ITをつけながら真剣に読んだのだが、「本当に役に立ちました。ありがとうございます」と著者にお礼したいのは、以下の2冊(しかない)。

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どちらも中山治氏の中学受験全般についての本であるが、現在、本屋で見かけないのはなぜだろう?
千駄木、南青山の両教室に「貸し出し用」があるので、興味がある御父母の方々はどうぞお読みください

なお国語のノウ・ハウ本で「これはすごい」と思ったことは一度もない。受講生の皆さん安心してください。
(β方式は、「法的な処理」がその発想のベースになっているので、普通の国語の本が参考になる可能性が低いのは当然ではあるが。)


逆に「困った本をお書きになったもんですね」と著者に申し上げたいのは、「秘伝中学入試国語読解法」である。
中学受験生たちが、この本を真に受けてしまった御父母に教えられた場合、「被害」を受けかねない内容になっている。(当教室にお越しになる前に、熱心さのあまり子供を「被害者」にしてしまった例多数あり)


著者のお子さんがきわめて優秀ゆえ、一般的な中学受験生の発達状況を読み違っているのだ。
その点を除けば、いいことが一杯書いてある本なんですけどね~~~~。

(たとえば、「論説文を二元論的に読む方法」はうまく教えれば、H15までの筑駒、ほとんどの年の渋幕、豊島岡などの入試問題で「答えの見当」をつけるにあたって相当の威力を発揮する。もちろんこの本に、どこの学校の問題で有益などということは書いていないが。)


この本を「そのまま」お子さんに教えようとしても無理ですよ。
(「記述のキソ」も同じような危険があります。)
重すぎるソフトを載せたパソコンのようになってしまいます。


 

 

「サピ病」に感染??

5月22日(月曜)に千駄木教室で行われた○君(通っている大手塾はS=東京校α1)の算数の授業(鈴木先生担当)での出来事。


○君が設問の意味を理解する前に、「やったことがある問題だ」と飛びつき、とんでもない答えを出してしまった。
それを鈴木先生に指摘された○君が叫んだ。
「おっと、サピ病がでてしまった。危ない、危ない!!」


おいおい、「サピ病」って言葉がSで使われているのかい??(自虐ギャグ??)
中学受験の本番では「サピ病」は無しにしてくれよ~~~。


本人の強い希望により載せてみました(指先も本人のものです)

   ご注意*                    
 IMG_0128.jpg
当教室では、塾のカリキュラムへの配慮はいたしますが、塾のクラスを上げるための勉強、一切いたしません
(そのような勉強は、合格および学力向上との因果関係が薄いからです。)

 
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工場見学と中学受験


4月24日からの社会科見学で一番勉強になったのは、なんといっても浜松のヤマハグランドピアノ工場である。
並外れた技量をもっているというわけではない人たちを使って、複雑極まりない機械を、安定的に作る必要がある工場。
もともとは特別いい成績というわけではない受講生たちを難関校に合格させ、合格後も困らないだけのノウハウを身につけさせる私の教室。
この共通性からすると、工場から学ぶべきことが多岐にわたるのは当然といえば当然である。


しかし、この視点からメモを取りまくったり、質問をしまくったりしていた私の行動は、異常だったらしく、案内担当の方からは「怪しい人を見る目」で見られてしまった。
私は産業スパイじゃないですよ~~!!


{事務連絡}社会科見学旅行のお土産は、秋の正倉院展で有名な
奈良国立博物館の「下敷き」です。

受講生でまだもらっていない人は、担当の先生に、申し出てください。
100枚買ったので、漏れなく全員にさしあげますIMG_0117.jpg

 

社会科見学


4月24日(月)から、ぜんぽうは、社会科見学に行ってまいります。(他の先生方の授業は、普通どおりにあります。)


行く予定なのは、
神戸付近=明石海峡大橋、大鳴門橋、明石市立天文科学館、
京都奈良付近(年3,4回は行っているのだが、やはり外せない。)=橿原考古学研究所、吉野、できれば六波羅蜜寺(2回目、「少し品位を欠く清盛像」にもう1度会いたい)
名古屋付近=輪中の郷(長島=輪中で有名な海津市は、交通の便が悪すぎる。)
浜松付近=新居関(開成で、H8ごろに1度出ている)、ヤマハグランドピアノ工場、である。
今までも、中学受験に出題される場所は相当行っているのだが、今回は東海道がらみで未訪問のところをまとめてやっつけてしまおうという作戦である。


授業で教えるにしても、「行って、実際に見てみたらこうだった」というのと、「予習シリーズの○ページにあるから覚えろ」というのでは受講生の反応も、定着度もまったく違う。
また、私の教室の受講生(というよりもその御父母)には
「予習シリーズに載っている場所は、地理も歴史も、ほぼ行き、それについてのアルバムも作りました。」
などというような驚異的に熱心な方(現6年にもいらっしゃいます。ちなみに合不合予備1回目の社会は、偏差値78.2を取っています。)
も少なくない。(教室にアルバムの実物を展示していたこともある)


それゆえ、常に、教える側も、実体験を通じて、授業内容のレベルアップを図る必要があるのだ。


五色塚古墳(予習シリーズ5下P17参照)から、明石海峡大橋を望むIMG_0122.jpg(現地で購入した絵葉書です)

 

 

中学入試で出題された本




きょう4月17日、今年の中学入試で出題された本で、教室の貸出用図書に無かったものを、神保町の三省堂で購入してきた。IMG_0120.jpg


重松清「きよしこ」
西加奈子「さくら」
森詠「少年記=オサム14歳」
養老孟司[いちばん大事なこと=養老教授の環境論」
佐藤多佳子「サマータイム」
小川洋子「博士の愛した数式」
梨木香歩「西の魔女が死んだ」
日高敏隆「春の数え方」
角田光代「キッドナップ・ツアー」
などなど・・・である。


これらを、受講生たちが読んでくれれば最高である。
しかし、受験勉強に追われている彼らの日常生活を考えると、実際はさほど期待できない。

受験勉強の中でこれらの文章の一部に触れたことが、入学後にその本を読み通し言語生活をゆたかにすることの「きっかけ」になれば、それで十分であろう。
(もちろん、私は全部読んでいます。)


また、正直言ってこれらの本を読んでいることと、入試での出来不出来は、ほとんど無関係である。

それよりは、「設問で要求されている発想」を身につけること、そして
「事務処理の安定性」を高めることの方が、合格にはずっと重要である。

このことに気づいているのが、150人以上の中学受験生を、1対1、なおかつ、高い授業料をいただいている、という逃げ場のない状況で指導し続けてきた私
(とウチの先生方)だけである以上、私の教室の受講生は、これからも中学受験に合格し続けるのである。(やけに強気)

 

取材依頼

最近、取材の依頼の電話を2件いただいた。
ありがたい話である。しかし、私は、授業に異常に入れ込むタイプなので、正直言って、授業中に電話をかけてこられるのは困る。

K談社の週刊G代、Tモリの○○(地上波のテレビをほとんど見ないので覚えられなかった)さま。
「むっとした無愛想な受け答え」で申し訳ありませんでした。
「今度」がもしあれば、そのときは、まずメールでお願いします
(ふだんは、とても感じのいい人間です
主観的判断。)

 

中学受験終了→英語入門

3月26日から2時間×3回で、英語入門の授業を実施する。(春の特別授業中ゆえ、1日4本の授業の中に組み入れて実施している。→腰、肩の疲れがひどい=若そうに見えてもやはり歳を取ってきたのだ。)


これは、慶応大学医学部新3年になるT君が慶応中等部に入ったときに、(今から考えれば、とんでもない杞憂だったのだが・・・)学校の授業についていけるかが心配で始めたものである。
彼が、慶応高校をなんと1番で卒業した(卒業式で答辞を読んだ)ことから、その効果は「実証済み」の授業なのだ。(自画自賛)つづく

 

中学受験の本の出版!?

近所の鮨屋Nで、K社のK編集長から、「ぜんぽうメソッドの本を出すべきだ」と勧められた。そして、「出すならウチのような大手出版社からがいい」とまでおっしゃってくださる。 が、しかしである。本にするということは、「難しいことになっている」櫻蔭、麻布や武蔵などの国語の問題が、実は、相当簡単に解けてしまうということを公にすることでもある。そんなことをしてほんとにいいんだろうか??? 全面的な情報開示ではなく、ノウハウ上の優位性を失わない程度の情報開示にとどめ、「教室に生徒さんを集客するためのツール」として利用するということになるのだろうか??教室がうまく行くのはありがたいことだが、悩みはその分ふえていくのである・・・・・。 

中学受験=2005年入試日記

2月2日続き 

教室に戻り、筑駒が第一志望のS君の授業。
「渋幕(すでに合格)のほうが栄光よりもいい。」とのことなので、栄光を受けずに、朝から明日への準備に取り掛かる。
(このことが結果的に筑駒合格へのカギになった。) 

彼の場合私の生徒には珍しく、読解力、イメージ力は高いので、設問の情報にもとづく
「方針決定」の確実性が合否を分けることとなる。
(算数は、筑駒志望者のなかでは並なので、国語の高得点は、必須条件)

昼前に一応のけりをつけ、算数教室に送り出す。(彼もサピ生ではあるが、当然算数も個人で=βで、ではないが=習っている。
サピは、土特を中心に「休みまくり」であった。)
 
その後、5日の中等部が第一志望の子達を教えた後、こまばエミナース(筑駒至近のホテル)に移動。栄光を受けてきたN君、午前中も教えたS君の最終チェック。

その間に、朝、現場で「起動」した生徒さん、成蹊を受けたYくんから連続して合格の連絡が入る。興奮のあまり私も大声で「おめでとう」と叫んでしまった。 

中学受験=2005年入試日記

2005年2月1日  
今日から東京の入試だ。朝6時に起きて、31日の段階で麻布合格の確信がもてなかったN君の待つホテル(グランドハイアット)に向かう。頭を起動させて、確実に合格させるためである。(受かり「そう」な状態ではあるのだが、確実とまではいえない状態)
 
7時前ホテル到着、とっておいた前年の過去問を、使ってまず選択系の問題から。さすが○×職人と私が名づけたことだけのことはある。微妙なアシを確実に外し、正解にたどり着いている。

そうこうしているうちに、ほかの生徒からも携帯に次々電話が入る。最終チェックの授業で発見しておいた注意点を確認。全員1日で決めて欲しいがそんなことはまず起きないのが入試である。  記述問題のチェックも終わり、タクシーで現場へ向かう。2,3項目(特に社会)最終チェックをして、中に入れる。
 
少しすると、私が担当するもう1人の麻布受験者S君到着。彼に関しては、国社とも心配はない。算数(やや弱い)で「条件ミス」をしないことを祈るばかりである。

午後から、明日2日に向けての授業3本。それぞれ栄光、青山学院、世田谷に向け注意点を確認する。

授業中に、共立を受けた生徒さんの不合格の知らせが入る。兄も私が教えて合格を勝ち取っていることからも、明日は絶対に落とせない。あすの朝、7時に私の自宅に車で迎えに来るよう指示。一緒に問題を解きながら頭を「起動」させることにする。
1日の合格

麻布3名(N君、S君も合格。受験3名全員合格

成蹊1名(受験1名)跡見1名(受験1名)香蘭1名(受験1名)

2月2日
 7じに自宅まで車で迎えに来てもらう。車の中で頭を「起動」させ、合格させなければならない。
ところが、お母さんが張り切りすぎて、とっておいた過去問を昨日のうちにやらせてしまっていたことが判明。(結局平成元年から16年までのすべての問題をつぶしたことになる。)
困った挙句、やや似ている青山学院の問題を使うこととする。
共立に到着。わき道にそれて車を停め、解き方、発想法を1問ごとに確認。

はじめは、全然頭が動かない。それを聞いているご両親の心配がこっちにも伝わってくる。 細かいヒントを出しながら、少しずつ、思考過程をたどれるようにしていく。そうこうするうち1時間経過。

やっと普段どおりの動きになり、合格の確信がもてたところで中に入れる。